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転数における主機関の排気温度が低くなる。

 

11. プロペラトルグリッチについて述べた文章である。正しいものには○を付けなさい。

 

( )1. プロペラトルグリッチの要因は主機関の経年変化のみで起こるものである。
( )2. プロペラのトルクリッチ対策として、ウオッシュバックを付け、翼断面形状を変更し、ピッチを減少させる方法としては下図に示す位置を加工修正する。

 

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( )3. プロペラのトルクリッチ対策として、プロペラ直径を小さくすれば、ピッチが同一であっても、プロペラを同一回転数で回すのに要する主機関のトルクは減少する。
( )4. プロペラ直径を小さくしても、プロペラ性能は低下せず、従って船速も低下することはない。

 

12. 中間軸およびプロペラ軸の補修について述べた文である。正しいものには○を付けなさい。

 

( )1. 欠損、傷などの補修は必ずラウンドオフして欠損、傷などを除去し底には深さの2倍以上で丸味をつけて仕上げなければならない。
( )2. 補修を行った部分は、カラーチェックまたは磁粉探傷を行い、欠損、傷の90%以上が除去されていることを確認する。
( )3. 補修前に欠損、傷などの見取り図を作成して修理後の検査時に検査官に提示しなければならない。
( )4. プロペラ軸の補修を行い得る欠損、傷などは欠損、傷を除去した後のくぼみの深さが軸径の2%以下の場合であり修正後、検査官と協議する。

 

13.プロペラ軸ゴム巻きの補修について述べた文である。正しいものには○を付けなさい。

 

( )1. ゴム材は、天然ゴム、クロロブレン系、ブタジエン系またはニトリル系の何れに属する配合ゴムであるかを見分けて加硫ゴムに接着でき、かつ色相が違うように材料を選ばなくてはならない。
( )2. 修理部分が比較的大きく、かつ浅い場合には配合した糊状または、ペースト状のゴム

 

 

 

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